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指導にあたっての最新情報

2010年12月1日

第57回日本学校保健学会口頭発表~小中学生の医薬品や健康に関する知識の実態と 「医薬品に関する教育」の効果に関する アンケート調査結果について~

 11/27、28に行われた第57回日本学校保健学会にて、くすり教育に関連した内容の口頭発表を行いました。
 
 大会の参加者は2000人を超え、養護教諭や保健体育教諭を育成する大学教授の先生方や、学校保健の研究者、現場の熱心な先生方などが沢山参加されました。
 協議会は同時にブース出展も行いました。ブースに来訪くださった皆様、どうもありがとうございました!

 今回は、小中学生の医薬品や健康に関する知識の実態と「医薬品に関する教育」の効果に関するアンケート調査結果について発表しました。
 なおこのデータは、教材貸出のご要望を頂いた際に依頼しているくすりの授業前後のアンケートについて、平成20年度から21年度分(小中学生約2700名分)を集計したものです。
 ご協力くださいました先生方には既にメール、郵送等で情報提供させていただきましたが、改めてお礼申し上げます。どうもありがとうございました!

[対象]
:「医薬品に関する教育」の授業を受けた小中学生

[収集期間]
:2008年4月1日~2010年3月31日

[収集件数]:111件中55件(授業前:37件1,496名、授業後:55 件2,682名)

[結果]

授業前アンケート結果(抜粋)
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(1) 小学生で2割強、中学生で1割強が学校に医薬品を持参していた。自分の判断で医薬品を服用すると回答したのは小学生で1 割半、中学生では3 割近くに上った。

(2) 医薬品の効く仕組みは全体の8 割近くが理解しておらず、また4 割が医薬品をお茶やジュース等で服用するなど、正しい知識を持たずに医薬品を使用している実態が分かった。

(3) 「副作用」という言葉は小学生で6 割以上が認識しており、副作用の経験も1 割あった。一方、中学生では副作用の経験は3 割に上り、小学生との顕著な違いが見られた。

(4) 一般用医薬品と医療用医薬品の違いは中学生で約9 割が認識しておらず、平成20 年度と比較しても変化はなかった。また、サプリメントも服用経験は5 割を超えるが、医薬品との違いはあまり認識されていなかった。

(5) 教育者へのアンケートでは、実施した主な授業内容は、健康の意義や医薬品の役割、用法・用量、そして効く仕組みや工夫等であった。

授業後アンケート結果
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(6) 授業をよく理解できた・理解できたとの回答や、その知識が病気等の際に医薬品を使用するにあたって役に立つとの回答はともに8 割を超えている。家族や友人に話そうと思うとの回答も6 割以上あった。


 詳しいデータをご覧になりたい方は、こちらよりご連絡ください。
 お問合せ(くすりの適正使用協議会 くすり教育担当)

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